足が滑ってました!
プロフィール
- 角質ケア 40分
- 30代女性
- 初回
- 今回の主訴:前足部の魚の目が痛い
夏になると魚の目の痛みがひどくなる(サンダルを履くから?)、とご来店いただきました。
ずいぶん昔から同じ場所に魚の目ができるそうです。
さまざまなフットケアサロンや皮膚科でも治療を受けられたそうですが、良くならず。
足のアーチが崩れていると指摘を受け、アーチを改善するパッドなどを使用しても変わらず。
「ずっと付き合っていくもの」と諦め顔のご様子でした。
”状態が変わらない”ってつらいですよね。。
当サロンで何をしてさしあげられるか。まずは足の状態を確認させていただきました。


<施術前の状態>
- 母趾:付け根に肥厚
- 前足部:肥厚と魚の目(痛みあり)、皮めくれ
- 小趾球:肥厚
- かかと:肥厚、かさつき
<施術>
- 魚の目
通常、痛みがある場合は魚の目の芯が深く、神経を圧迫しています。
ところが、今回は魚の目の芯が浅いところにありました。
痛みが出る原因は他にあるのでは?と魚の目の周りの皮膚を触っていくと、下部の皮膚が硬くなっていました。
角質が厚くなった場合も、圧迫による痛みを感じることがあります。
皮膚が薄い方なので、削りすぎに注意しながら、魚の目とその周囲の皮膚をケアしていきました。
除去後、さまざまな角度から強く押して、お客様に痛みがあるかどうかを確認いただきました。
「全然痛くないです!」
2. 肥厚・かさつき
小趾球とかかとの外周が厚みが出ていたので、削りながら厚みを取り除いていきました。
<原因>
角質が肥厚したり、魚の目ができるのは原因があります。
今回気になったのは、魚の目の中心だけでなく、周辺の皮膚が硬くなっていたこと。
そして、かかとの外周が硬くなっていたこと、でした。
つまり、硬くなっている部分に圧や摩擦が起きており、足が左右や前後に滑っている可能性があります。
もしかして!と「サンダルや靴、スリッパを履いている時に足が滑ることはありますか?」と確認させていただいたところ、
「滑ります!気になっていました」とお答えいただきました。
足のアーチを作るケアをしても改善しなかったのは、足が滑っている状態が続いていたからですね^^
<対応>
- 日常:アーチを作る+滑り止め効果がある靴下の着用
- サンダル:アーチサポート+滑り止め効果のあるパッドの使用
「靴下を履くのが楽しみです♪」とお客様が笑顔で帰られました。
原因が分かれば、対策ができます。
足トラブルと「一生付き合わなければいけない。。」と諦める前に、ぜひご相談くださいね^^*